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Columnコラム

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2024.1.19オーストラリアKialla Pure Foods社

小麦生産を通じてオーストラリアの有機農業を牽引、有機転換プログラムで有機農場の拡大を支援する

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会社紹介

Kialla Pure Foods社は、オーストラリアの有機運動の創設メンバーです。早くから有機農法を採用し、他の農家と知識を共有するためのフィールドデーや教育プログラムを開催してきました。これらの取り組みが、現代のオーストラリア有機産業につながっています。私たちは、1988年に製粉所を設立し、規模を拡大させ、消費者から農家へのトレーサビリティシステムを導入するなど、穀物の製粉と保管に革新的なアプローチを取り入れてきました。また、製品ラインを拡大し、有機認証を受けた便利な食品を提供することで、ブランドの成長を達成しました。私たちは、2022年にオーストラリア有機ブランド・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、オーストラリアの有機産業に大きな貢献を果たしたと認められました。

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農地・栽培について

オーストラリアの有機農家は、地域の気候と地形に適した製パン用の一般的な品種の小麦を栽培しています。遺伝子組み換えの種子、また殺虫剤や合成肥料を使わず、家畜などを用いて雑草を管理しています。生産時には、有機品と慣行品の穀物が混ざらないようにするための予防策が取られています。有機製品のための農薬の代わりには、生物多様性に影響を与えず、残留物を残さない自然の農薬が使用されています。化学肥料の代わりには、堆肥化した牛糞や、土壌微生物を用いて液化し、土壌に噴霧する生物製剤が使用されています。生物多様性を支持し、土壌の健康を保つことが重視されており、有害な化学物質を使用しないため、水の汚染や水生生物の破壊はありません。

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工場・加工について

私たちは認定有機農家から穀物を調達し、化学物質を添加せずに製粉しています。製粉所では二酸化炭素や通気に配慮した良好な工場衛生を保ち、全ての製品はAustralian Certified Organicから有機認証を受けています。また、製粉所と農家は年次監査を受け、全てのプロセスと手順が文書化され、追跡可能であり、国家基準を遵守していることが確認されています。

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社会への取り組みについて

私たちは太陽光発電の導入を検討しており、水の使用を最小限に抑えています。姉妹会社のAus Organic Feedsと共に、副産物や規格外の穀物を畜産農家向けの有機飼料に変えることでリサイクルと廃棄物削減に取り組んでいます。また、地元コミュニティへの雇用提供や慈善活動に力を入れています。さらに、3年間の有機農家の教育支援や有機転換プログラムの開発により、持続可能な形で農家が有機農業へとシフトをするための支援しています。

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Kialla Pure Foods 社の推しポイント

Kialla Pure Foods社は、オーストラリア東部のクイーンズランド州にある小麦粉を中心とした製粉会社。オーストラリアの有機農業運動の先駆者であり、クイーンズランド州初のオーガニック加工業者でもあります。100%オーガニックにこだわり、小麦粉類では「Plate2farm」という仕組みを通して小麦の生産者の動画を公開しています。私たちは2012年以来交流を重ねKialla Pure Foods社30周年式典に参加するなど深い繫がりを続けています。(輸入担当者)